ポイントサイト収入(売上)の仕分け方法 | 確定申告・帳簿の書き方
2017年03月12日
ポイントサイト(アンケートサイト)の売上の仕分け方法(帳簿の書き方)の忘備録です。
ポイントサイトの仕分け方法
例:
- 1月13日:ハピタスのポイントを楽天銀行に30,000円分交換申請した
- 1月18日:楽天銀行にハピタスから30,000円入金された
ハピタスの運営会社は「株式会社オズビジョン」なので、売掛金の補助科目に「株式会社オズビジョン」と設定しておきます。
発生主義(実現主義)の場合
発生主義の場合、収入が確定した日と支払われた日の2回仕分けが必要です。
ポイントサイトの場合、ポイント交換申請をした日を【①確定日(発生日)】とし、 通帳に入金された日を【②支払日】とします。
①ポイント交換した日の処理
取引日 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|
1/13 | 売掛金(オズビジョン) 30,000円 | 売上高(オズビジョン) 30,000円 |
②ポイントが入金された日の処理
取引日 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|
1/18 | 普通預金(楽天銀行) 30,000円 | 売掛金(オズビジョン) 30,000円 |
現金主義の場合
①②をひとつにまとめて、ポイント入金された日だけ仕分けすればでOK!
取引日 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|
1/18 | 普通預金(楽天銀行) 30,000円 | 売上高(オズビジョン) 30,000円 |
こんな時どうする?!の仕分け方法
振込手数料が引かれた場合
たまぁ〜にある、手数料がかかるポイントサイト。
例えば30,000円ポイント交換して、30円の手数料が引かれて29,970円入金されたとします。
そんな時は②入金日の仕分けを以下のように2行にわたって書きます。(①確定日は上記と一緒でOK)
取引日 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|
1/18 | 普通預金(楽天銀行) 29,970円 | 売掛金(オズビジョン) 30,000円 |
支払手数料 30円 |
- 借方(普通預金)に手数料が引かれて実際に入金された金額(30,000 – 30 = 29,970)
- 貸方(売掛金)に手数料込の交換金額
(ハピタスは手数料かかりませんけどね〜。)
2行にする時は、簡単仕分け機能じゃなくて、仕分帳から入力します。入力する所に(+)ボタンがあると思うので、そこをクリックしたら行を追加して書けると思います。
現金主義の場合はこんな感じに書きます。
取引日 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|
1/18 | 事業主貸 29,970円 | 売上高(オズビジョン) 30,000円 |
支払手数料 30円 |
私用の口座に入金された場合
楽天銀行が事業用の口座ではなく、私用の口座だった場合の②入金日の仕分け方法(①確定日は上記と一緒でOK)
取引日 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|
1/18 | 事業主貸 30,000円 | 売掛金(オズビジョン) 30,000円 |
現金主義の場合はこんな感じにひとつにまとめれます。
取引日 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|
1/18 | 事業主貸 30,000円 | 売上高(オズビジョン) 30,000円 |
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